本、詩、言葉
想像を越える現実を見たいのに、現実を想像で補うのは全くの無駄だ。
傘がすき。 スマホみたいな、こんな小さな端末で何でもできちゃう世の中に 傘だけは原始的。昔から進化していない。 傘をさしてる人が可愛く見える。 くるくる回すのもすき。周りの人に飛び散らないように、気をつけてね。 休日の雨もすき。 晴れは嫌い。朝…
真っ白なウェディングドレスの真ん中からナイフで一本の赤い線を引く。 この人に殺されるなら本望だなんて思いながら、しぬ。 みんながおばさんになっても、私は真っ白で赤くて若いまま。 みんながおばあちゃんになっても、私は真っ白で赤くて若いまま。
9月が永遠に続けば
恐悦至極に存じ奉りまする。 ここぞという時のためにとっておく。 爪の先まで幸福を感じる瞬間。
「俺にはわかるミルクの中の蠅、その白と黒はよくわかる俺にもわかる、俺にはわかるどんな人かはきているものでわかるそのくらい俺にもわかる天気がよいか悪いかもわかるりんごの木をみればりんごだってわかるそれくらい俺にもわかる働き者か怠け者かもわか…
「浮気をされた側にも魅力がないという責任があるのよ」
「美しいものを美しいと感じたい」 なにで見たか忘れた
「わたしはわたしを愛するような人を愛したくない」
「百年永らえるより一瞬でいいから生きたい」