本、詩、言葉

なんばー17:なんかの本

想像を越える現実を見たいのに、現実を想像で補うのは全くの無駄だ。

なんばー16:あめのひ

傘がすき。 スマホみたいな、こんな小さな端末で何でもできちゃう世の中に 傘だけは原始的。昔から進化していない。 傘をさしてる人が可愛く見える。 くるくる回すのもすき。周りの人に飛び散らないように、気をつけてね。 休日の雨もすき。 晴れは嫌い。朝…

なんばー14:理想の死に方

真っ白なウェディングドレスの真ん中からナイフで一本の赤い線を引く。 この人に殺されるなら本望だなんて思いながら、しぬ。 みんながおばさんになっても、私は真っ白で赤くて若いまま。 みんながおばあちゃんになっても、私は真っ白で赤くて若いまま。

なんばー10:カンザキミチコ

9月が永遠に続けば

なんばー9:一生に一度は言ってみたい言葉

恐悦至極に存じ奉りまする。 ここぞという時のためにとっておく。 爪の先まで幸福を感じる瞬間。

なんばー8:軽口のバラード

「俺にはわかるミルクの中の蠅、その白と黒はよくわかる俺にもわかる、俺にはわかるどんな人かはきているものでわかるそのくらい俺にもわかる天気がよいか悪いかもわかるりんごの木をみればりんごだってわかるそれくらい俺にもわかる働き者か怠け者かもわか…

なんばー6:四つの嘘

「浮気をされた側にも魅力がないという責任があるのよ」

なんばー5:美しいもの

「美しいものを美しいと感じたい」 なにで見たか忘れた

なんばー4:ヘルタースケルター

「わたしはわたしを愛するような人を愛したくない」

なんばー3:セイジ

「百年永らえるより一瞬でいいから生きたい」